プロ野球・オリックスは15日、ドラフトで5位指名した東山玲士（ひがしやま れいじ）投手と仮契約を交わしたことを明かしました。

東山投手はENEOSに在籍する180cm・83kgの右投げ投手。担当スカウトからは「伸びのあるストレートが魅力の最速151キロ右腕。勝負球として投じるチェンジアップはプロでも空振りが取れる球質。主にリリーフとしての登板が多いが、先発もできる馬力を持ち合わせており、即戦力としての期待がかかる」と紹介されていました。

10月31日に先発登板した「社会人野球日本選手権大会」では先発登板し4回1失点。しかし今季1年間の主要大会では9試合に登板し、うち3試合は先発登板。防御率「3.682」をマークしています。

仮契約を終えて東山投手は「仮契約を終えて、プロ野球の世界に行くんだなと実感がわきましたし、身が引き締まる思いです。オリックスは社会人出身の素晴らしい投手がたくさんいらっしゃるので、先輩方を目標にしっかりと成長していきたいと思います」とコメント。

さらに「ホップ成分の強いストレートが自分の強みだと思っているので、そこを活かしながら1年目から1球でも多く投げて、チームに貢献していきたいです。任されたポジションを全うし、東山が投げれば大丈夫と思ってもらえるように頑張ります」と思いを語っています。