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“代打・糸原健斗”で決勝点 阪神は破竹の8連勝 12安打2得点とヤキモキする展開も競り勝つ

2023年8月11日 21:40
“代打・糸原健斗”で決勝点 阪神は破竹の8連勝 12安打2得点とヤキモキする展開も競り勝つ
阪神・糸原健斗選手(左)、岡田彰布監督(右)
プロ野球セ・リーグ 阪神2-1ヤクルト(11日、京セラドーム)

ここまで8月は7連勝で8勝1敗と2位広島に5.5ゲーム差をつけ、独走態勢に入っている首位阪神。

初回ヤクルト先発の高橋奎二投手からチャンスを作ります。1番近本光司選手が四球で出塁すると、2番中野拓夢選手が送りバントで進塁。このチャンスに4番大山悠輔選手がタイムリーヒットを放ち、先制点を奪います。

阪神の先発は村上頌樹投手。3回までヤクルト打線をパーフェクトに抑えますが、4回1番塩見泰隆選手に5号ソロHRを浴び失点。1-1の同点に追いつかれます。

阪神打線は初回以降は、チャンスを作るも得点には至らず。2回、3回には満塁など毎回ランナーを出すも、5回までに11残塁と決定力に欠ける展開となります。

それでも8回、1アウトから8番木浪聖也選手がこの日猛打賞となる3安打目で出塁。ここで岡田彰布監督は代打・糸原健斗選手を起用。ヤクルト4番手・清水昇投手の外角フォークに食らいついて捉えると、打球はセカンドの頭上を越え右中間へ。1塁ランナーの木浪選手は一気に本塁へ生還。阪神がこの日12安打目のヒットで2-1と勝ち越しに成功しました。

投手陣では、勝利投手とはならなかったものの、村上頌樹投手が7回1失点。8回のピンチには、島本浩也投手、岡留英貴投手、及川雅貴投手、馬場皐輔投手と4投手をつぎこみ無失点。9回は岩崎優投手が抑え、今季23セーブ目を挙げました。阪神は8連勝で貯金22となっています。

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