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井上尚弥「歴史に残るいい日になった」激闘を振り返る 初ダウンには「X開くたびにそのシーンがめっちゃ流れてくる」と苦笑い

2024年5月7日 19:31
井上尚弥「歴史に残るいい日になった」激闘を振り返る 初ダウンには「X開くたびにそのシーンがめっちゃ流れてくる」と苦笑い
一夜明けて喜びを口にした井上尚弥選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
ボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥選手が7日、東京ドームでのルイス・ネリ選手の一戦を終えた一夜明け会見で「歴史に残るいい日になった」と振り返りました。

1回に左フックでキャリア初ダウンを食らいますが、3度のダウンを奪い返し、6回TKO勝利。防衛に成功しました。

映像を見直したという井上は、「1ラウンド目のダウン含め、6ラウンドしっかり見たんですけど、内容的にも満足のいく内容というか、すごくいい試合だった」とコメント。「陣営の方々はすごく冷や冷やしたと思うんですけど、ああいう試合はきのう来ていただいた4万人のお客さん、すべての方が満足して帰っていただけたと思うので、きのうは本当に自分自身歴史に残るいい日になったと思います」と語りました。

井上選手のダウンには、会場から悲鳴。それでも勝利後のインタビューで「1ラウンド目のサプライズ、たまにはいかがでしょうか」とわかせていました。

改めてダウンの場面には「しっかりと8カウントまで膝をついて休むっていう。やっぱりそこの数秒が大事だと思う。本当にそういうシーンが訪れたらっていうのを日頃から考えるようにしているのでそれが咄嗟に出た感じ。あれやっぱりダウンしてすぐ立ってしまうと足のふらつきとか残ってしまうので」と振り返ります。

しかし、「ダウンシーンを切り取ってTwitter(X)でめっちゃ流れてるのでやめてほしいですね」と苦笑い。「X開くたびにそのシーンがめっちゃ流れてくるから勘弁してくれ」と記者たちを笑わせる一幕もありました。