賞金女王稲見萌寧がプロゴルファーで初楽天と契約“イニエスタさんと田中マー君さんと同じところで“
女子プロゴルファーの稲見萌寧選手が22日、都内で記者会見を行い、今シーズンから「楽天」に所属すると発表しました。
楽天は、これまで、サッカーJリーグの「ヴィッセル神戸」や、プロ野球の「東北楽天ゴールデンイーグルス」などのプロアスリートチームを持っていますが、プロゴルファーの所属先企業となるのは初めてです。
稲見選手は、「イニエスタさん(ヴィッセル神戸)だったり、田中マー君さん(楽天イーグルス)だったり、素晴らしい選手がいる中で私が同じところに入って名前が低くなってしまう。そこに恥じないように頑張って目立てるように頑張っていきたい。いいプレッシャーで一番頑張れると思う」と楽天のイメージを語りました。
会見に同席した楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長は、稲見選手を「人格も含めて社内では満場一致でふさわしい選手。大活躍を期待しています」と絶賛。
さらにツアー参戦中などでも、タイミングが合えば、野球などの始球式に稲見選手を起用する可能性があることを示唆しました。
ツアー9勝をあげ、初めての賞金女王となった昨シーズン。
約1週間後に迫った今シーズンの開幕に向けては、「まずは1勝。ツアー後半に順位が良ければ賞金女王も狙っていきたい」と意気込みを語りました。
◆稲見選手コメント(原文ママ)
このたび楽天グループ株式会社に所属させていただくことになり大変嬉しく思っています。
世界中のトップチームやトップアスリートをサポートしておられる楽天とのご縁は私にとって非常に名誉なことです。
昨シーズンからサポートいただき、オリンピックでのメダル獲得やメジャー優勝、賞金女王と1年のうちに良い経験をたくさんする事ができました。
間もなく開幕する今シーズンはまた新たなる所属先の名のもと、ゼロから取り組み直し、まずはシーズン1勝を目指して頑張ります。
まだまだ新型コロナ感染症が収まりを見せず、ファンの皆様も不安に思われている状況だと思いますが、応援してくださるたくさんの人々に笑顔や感動を届けられるように、これからも日々精進します。
皆様これからも温かい応援をよろしくお願いいたします。