ソフトバンクの近藤健介選手が25日、自身8年ぶりの日本シリーズに向けて意気込みを語りました。

近藤選手は9月16日の試合で、右足を負傷。翌日17日以降は治療に専念し、ペナントレース終了まで1軍復帰を避ける形となりました。

今月16日クライマックスシリーズファイナルステージ第1戦から復帰。「5番・指名打者」で出場し、ホームランを放つなど、3戦合計11打数6安打3打点と存在感を見せていました。

現在の状態には「（試合の出場は）状態次第ですね。毎日良くなったり悪くなったりの繰り返しなので、そこの話し合いをしながらです。CSで思ったよりも動けて、その反動もありつつという感じなので」とコメント。

26日に開幕する日本シリーズの第1戦、第2戦は、指名打者制度のないセ・リーグの主催の横浜スタジアムのため、代打での出場の可能性もあります。

近藤選手にとっては、日本ハム時代の2016年、日本一を経験して以来の日本シリーズ。

「特別な緊張感は特にないです。16年は先輩についていきながらの試合だったので、今年は立場が変わっていると思いますけど、（ソフトバンクには）経験している人も多いですし、自分の役割をしっかりできればなと思います」と語ります。

また「最後まで野球できていることに喜びを感じながらやりたいなと思います。キャンプの時にリーグ優勝、日本一を掲げていたので、そこに向かっていきたいなと思います」と力を込めました。