◇プロ野球・巨人春季キャンプ第5クール最終日（25日、沖縄）

杉内俊哉投手チーフコーチがキャンプMVPとして、グリフィン投手の名前を挙げました。

「練習量だけでいうと誰かな、マルティネスはよく練習していた。ボール的にもすごいな、と思うけど、僕的にはグリフィンかな。グリフィンが仕上がってますね。調整をちゃんとしてきて、12月1月に練習ちゃんとしてきていると思いましたね」

今季はチームとしてケガ人が出なかった巨人。投手陣も途中リタイアがなく、杉内コーチも胸をなで下ろしました。

「ケガなく完走できたのがよかったかなと思います。各自課題を持ってやっていたので、個別練習で投げる子も多かったし、ブルペンに入る回数は例年になく、多かったのかな」

開幕まで約1か月。先発ローテーションの座をめぐり、また、1軍生き残りをかけた戦いが激化することが予想されています。杉内コーチは「打たれたら即2軍ですよね。結果も内容もそうなんでしょうけど、打たれたら戦力にはならないと見なされても仕方ないので、結果も内容も求めてほしいなと思います」と厳しめの言葉でキャンプを締めくくりました。