◇プロ野球セ・パ交流戦 日本ハム10-3巨人（4日、東京ドーム）

日本ハムのルーキー加藤豪将選手が、デビューから8試合連続安打。3回、巨人先発松井颯投手の148キロのストレートをバットの先でセンター前ヒットにし、2018年清宮幸太郎選手(日本ハム)が記録したデビューから7試合連続安打の記録を更新しました。

試合後、加藤選手は「日本のプロ野球25打席くらいしか立ってないですけど、監督がリハビリの最中も『加藤くんの状態が良くなったら上げてあげる』と言っていたので、そのタイミングが波とあった」と新庄監督とのデビューまでの道のりを明かしました。

アメリカで生まれ育ち、2013年にドラフト2巡目でヤンキースへ入団した加藤選手。マイナーでは通算844試合に出場し、昨季はメジャー初安打を放つなど、異色の経歴をもつ“逆輸入ルーキー”。右腹斜筋肉離れもあり出遅れたものの、華々しい活躍を見せています。

「（デビューから連続試合安打記録は）新人がとる記録じゃないですか。僕は28歳ですけど、日本での生活や、スタートラインに立つためのリハビリなど、色々な面で慣れていきスタートダッシュができた。色んなことを支えられているので、そういう人たちのおかげです」と、サポートへの感謝も口にしました。