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【侍ジャパン】“初の日系人”ラーズ・ヌートバー 全選手紹介#16

2023年2月4日 6:00
【侍ジャパン】“初の日系人”ラーズ・ヌートバー 全選手紹介#16
侍ジャパンのラーズ・ヌートバー選手
3月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。

史上最多3度目の世界一を狙う侍ジャパンの全選手を紹介します。

今回は日系人として初めて侍ジャパンに選ばれたメジャーリーグでプレーするラーズ・ヌートバー外野手(25)です。

アメリカ・カリフォルニア州生まれで、日本人の母を持つヌートバー選手。フルネームは『ラーズ・テイラー・タツジ・ヌートバー』といい、『タツジ』は祖父・達治さんにちなんで名付けられたといいます。

18年MLBドラフト8巡目(全体243位)でセントルイス・カージナルスに指名されると、21年にメジャーデビュー。

打撃では長打力と選球眼、守備ではスピードを生かしての守備範囲と強肩を生かし活躍をします。

昨季はキャリア最多108試合に出場し、打率.228、14本塁打、40打点を記録。守備では外野の全ポジションを守りました。

ヌートバー選手は「正直なところ、私は自分のことをゼロ・ツール・プレーヤーだと思う。ただ、一生懸命に働いて、最高のプレーヤーになろうと思っている。侍ジャパンが、そんな私を受け入れてくれたらうれしい。もちろん、いい守備をするし、打席でも粘るつもり。私は大谷翔平選手やマイク・トラウト選手や、他の選手たちのように突出している訳ではないので、フィールドに出て一生懸命プレーしたり、全力を尽くすだけだと思う」と侍ジャパンのメンバーとして戦い抜くことを誓っています。

侍ジャパン初の日系人選手が、どんなプレーをファンに見せてくれるか期待が高まります。
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