◇プロ野球・巨人春季キャンプ第3クール2日目（12日、宮崎）

全体練習終わりに阿部慎之助監督が目をつけたのはプロ3年目の浅野翔吾選手。いわゆる“ウエルカムティー”打撃と呼ばれるもので、フルスイングした後に下半身を低くした状態のまま、キープするというキャンプ恒例のメニューとなっています。

途中から新人の荒巻悠選手も加わり、初めて阿部監督からの指導を受けることになりました。

苦しむ若手選手を見ながら満面の笑みを見せる阿部監督は「やっとキャンプが始まったかなって感じだよね。今しかできないし、沖縄でもやらせるけど」とニヤリ。

浅野選手については「あれだけ振れるんだから、出し惜しみしないで頑張って振ろうということ」とする一方、荒巻選手には「日本一厳しい上武大を出ているだけあるなと思って、感心しましたよ」と語りました。