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野中生萌 今大会でのパリ五輪内定ならず ボルダーで首位もリード終盤で落下 クライミングアジア予選

2023年11月11日 16:18
野中生萌 今大会でのパリ五輪内定ならず ボルダーで首位もリード終盤で落下 クライミングアジア予選
野中生萌選手(写真:AFP=時事)
スポーツクライミング パリ五輪アジア予選(日本時間11日、ジャカルタ)

スポーツクライミングのパリ五輪アジア予選。野中生萌選手が日本勢最高の2位に入るも、この大会でのパリ五輪代表内定とはなりませんでした。

ボルダーとリードの2種類の合計で争う複合。今大会で優勝すれば、日本の残り1枠となったパリ五輪への切符が決まる重要な一戦。野中選手は4つの課題が課されるボルダーで4課題すべてを完登し、64.9ポイントでトップに立ちます。

そして迎えたリード。野中選手は80ポイント以上が優勝へ絶対条件の中、順調にポイントを獲得し続けます。しかし、80ポイント地点に左手を伸ばしましたが、体勢を崩し届かず。競技を終えると悔しい表情、1位とはわずか1.4ポイント差の合計140.9ポイントで2位に終わりました。その他の日本勢は伊藤ふたば選手が135.8点で3位、久米乃ノ華選手が100.3点で7位となっています。

女子はすでに森秋彩選手がパリ五輪代表決定、残りの1枠は、24年に行われるオリンピック予選大会シリーズで決定する可能性を残しています。
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