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楢崎智亜が3位でパリ五輪の切符をつかむ...最後は4位の安楽宙斗と日本勢争い クライミング世界選手権

2023年8月13日 2:09
楢崎智亜が3位でパリ五輪の切符をつかむ...最後は4位の安楽宙斗と日本勢争い クライミング世界選手権
クライミング世界選手権でパリ五輪内定を決めた楢崎智亜選手(写真:AP/アフロ)
◇IFSCクライミング世界選手権2023 (日本時間13日、スイス・ベルン)

スイスで行われたクライミングの世界選手権。男子複合で楢崎智亜選手が3位で16歳の安楽宙斗選手との日本勢争いに勝ち、来年のパリ五輪代表内定を決めました。

ボルダーとリード、2種目によるポイントの合計で争う複合。3位以内に入れば2024年パリ五輪代表に決まる大事な一戦です。

おととしの東京オリンピックで4位に入った楢崎選手は、ボルダーの4課題すべてを完登し99.7ポイントでトップ。世界ランキング1位の安楽選手も3課題で完登し85.0ポイントで3位につけます。

一方、長い距離を登るリードに挑んだ楢崎選手。先に登った選手たちが苦戦した60ポイント付近で落下し、57ポイントと伸ばすことができず、最終競技者の安楽選手を残し合計156.7ポイントで暫定3位につけます。

緊張感漂う中、16歳の安楽選手は序盤は順調に登り、楢崎選手が落下したポイントへ。うまく体を持ち上げ乗り越えたかに見えましたが、次の一手で体勢を崩し落下。安楽選手は合計149.1ポイントと楢崎選手に届かず4位で終えました。

最後は日本勢の争いになった戦いで楢崎選手が3位に滑り込み、パリ五輪の切符をつかんでいます。

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