ヤクルト奥川恭伸 385日ぶりの復帰登板 1回を3者凡退 最速は148キロ
◇ヤクルト・奥川恭伸投手が18日のイースタン・リーグ、ロッテ戦で2022年3月29日巨人戦以来385日ぶりの復帰登板を果たしました。
奥川投手は、2019年ドラフト1位でヤクルトに入団すると、2年目の2021年にはチームトップタイの9勝を挙げるなどヤクルトの日本一に貢献しました。しかし、2022年3月29日の巨人戦で右肘を痛め長期離脱、その影響で昨季は1登板にとどまりました。
迎えた復帰戦、スタメン発表で「先発投手奥川恭伸」のコールがされると観客からは大きな拍手で迎えられました。
先発のマウンドに上がった奥川恭伸投手、ロッテ先頭の勝又選手に対しての初球外角に148キロのストレートでストライクを奪います。2球目はフォークで空振りを奪い追い込むと、3球目にスライダーで空振りを奪い、復帰後初の三振を奪います。続く和田選手をピッチャーゴロ、西川選手もピッチャーゴロに抑え、見事3者凡退で1回を抑えました。
この日の奥川投手は1イニング限定登板で最速148キロ、打者3人に対し9球1奪三振で3者凡退に打ち取る完璧な復帰登板となりました。