◇ブダペスト2023 世界陸上競技選手権大会 日本代表選手記者会見（5日、大阪）

6月1日から4日に行われた陸上日本選手権を経て、代表に内定した選手らが5日会見に臨みました。

注目は男子110mハードルの泉谷駿介選手。4日に行われた決勝では向かい風のなか、自身の持つ日本記録を0秒02更新する日本新記録で大会3連覇を達成し、世界選手権の代表に内定しました。

泉谷選手がマークした13秒04は今季世界2位、東京五輪金メダルと同タイムという衝撃的な記録。この種目でこれまで日本勢が到達したことのない五輪や世界選手権での決勝進出、さらにその先のメダル獲得にも期待がかかります。

この日行われた会見では、「まずは日本記録更新と（世界選手権の）代表に内定できてホッとしています」とコメントした泉谷選手。

日本記録を更新したレースを振り返り、「思ったよりハードルをぶつけていなくて、スムーズにいけているかなと思った。前半5台目までがちょっともたついてしまったので、そこを重点的に練習していきたい」と、8月の世界選手権を見据えました。