【三段跳び】“最古の日本記録”を森本麻里子が更新 ボブスレー日本代表の“異色の経歴”
女子三段跳びの日本記録を24年ぶり更新した森本麻里子選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
◇第107回日本陸上競技選手権大会(3日、大阪・ヤンマースタジアム長居)
前日の大雨から一転、晴天に恵まれた大会3日目。女子の三段跳び決勝が行われ、森本麻里子選手がこの種目24年ぶりとなる日本記録を樹立し、大会5連覇を達成しました。
4本目を終えて13m81cmでトップに立っていた森本選手。大記録が生まれたのは5本目の跳躍。1999年に花岡麻帆さんが記録した14m04cmを12cm上回る14m16cmの大ジャンプで、24年ぶりに日本記録を更新しました。
前日の大雨から一転、晴天に恵まれた大会3日目。女子の三段跳び決勝が行われ、森本麻里子選手がこの種目24年ぶりとなる日本記録を樹立し、大会5連覇を達成しました。
4本目を終えて13m81cmでトップに立っていた森本選手。大記録が生まれたのは5本目の跳躍。1999年に花岡麻帆さんが記録した14m04cmを12cm上回る14m16cmの大ジャンプで、24年ぶりに日本記録を更新しました。
女子の陸上オリンピック種目では、この三段跳びが最も古い日本記録。この快挙に森本選手は、「まだまだ記録を伸ばしていって女子三段跳びが“日本のお家芸”と呼ばれる種目になるように頑張りたい」と第一人者として、頼もしい言葉を残しました。
また森本選手はボブスレーの日本代表としても活躍。2019年にはW杯にも出場するなど、二刀流で活動してからは、日本選手権5連覇となりました。
「自分の殻を破られる機会になった。ボブスレーと全然違うのでなんともいえませんが、心の持ち方であったり、学ぶこともたくさんあった」と異なる種目の経験にも感謝を込めています。