◇プロ野球・2024球春みやざきベースボールゲームズ ソフトバンク4－3西武（28日、アイビースタジアム）

宮崎でのキャンプ最終日を迎えたソフトバンクは西武との練習試合。今季FAで加入した山川穂高選手は4番指名打者で出場し、古巣の西武と初対戦となりました。

その初回の第1打席。西武のドラフト1位ルーキー左腕、武内夏暉投手のチェンジアップを捉えると、左中間へホームラン。三塁ベンチ前で、本塁打パフォーマンスの”どすこい”も披露しました。

試合後の取材で、西武との対戦について聞かれると「特別というよりは、ずっと長いことやっていたメンバーだったので、久々に会えてとてもうれしかった。昔と変わらず接してくれる後輩たちがいっぱいいたので、うれしく思いました」と、試合前はかつてのチームメートとの再会に懐かしさを感じる様子。

ホームランに関しては「いい打ち方ができた。手の力感が抜きすぎているくらい。自分では構えていたつもりですけど、内容は良かった。これくらいでも良いのかな」と力感のない打撃に収穫を口にしました。

新天地で過ごした1か月間には「本当にやりやすくしてもらいましたし、きつい練習もいっぱいあった。けど、自分の練習の時間もいっぱい取れたので充実していました」と満足した期間を過ごせたとのこと。

開幕までに向けては「1日ずつですね。もうこれしかできないので、1日ずつ自分のできることを丁寧にやっていきたいと思います」と気を引き締めました。