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巨人ドラ1仰天話“松井秀喜&元木大介” 今年ドラ1西舘勇陽の武器は?

2023年12月11日 11:30
巨人ドラ1仰天話“松井秀喜&元木大介” 今年ドラ1西舘勇陽の武器は?
巨人ドラフト1位指名を受けた元木大介さん(左)、松井秀喜さん(右)
日本テレビの番組「サンデーPUSHスポーツ」では、巨人ドラフト1位入団選手を特集。大注目の中、入団した選手といえば、1992年のドラフト1位松井秀喜さん。ドラフト会議当日の朝には報道陣が自宅前に詰め掛けると、報道陣を引き連れて学校に登校。巨人入団のため上京する日の空港には、松井さんを応援する人が集まり、「巨人軍松井秀喜選手、バンザーイ」と万歳三唱が空港に響きました。
そして、中には他球団の指名を拒否してでも巨人にこだわる選手もいました。元木大介さんもその一人。夏の甲子園で歴代2位となる6本塁打に、爽やかな笑顔でアイドルなみの人気者だった元木さんは「小さい頃から巨人に入って野球がしたいと思っていたので、僕自身は巨人一本に決めています」と巨人入りを熱望。しかし、巨人からの指名はなく、1位指名をしたのはダイエーでした。元木さんは巨人に入団するため選んだ道は、ハワイへの野球留学。しかし、英語が一切わからずコミュニケーションも一苦労。それでも、1年間その逆境を耐え抜き、迎えた翌年のドラフト会議。元木さんは、指名選手の名前が読み上げられる緊張感の中で、思わず取った驚きの行動に。それは、机にひたすら「巨人」と指で字を書き続け、巨人からの指名を願いました。信念を貫き巨人からドラフト1位指名を勝ち取りました。
そして今年10月に行われたドラフト会議で巨人から1位指名を受けたのは、中央大学の西舘勇陽投手。24年シーズンから巨人の新監督に就任する阿部慎之助新監督が抽選で引き当てた西舘選手は中央大学の後輩でもあります。最速155キロのストレートと抜群の制球力を兼ね備えた即戦力ピッチャー。中学までは野球とクロスカントリーの二刀流で、高校進学時はクロスカントリーの強豪校に進むことも考えたそうですが、西舘投手の心を動かしたのが、現在メジャーで活躍を続ける大谷翔平選手や菊池雄星投手の姿。2人のようになりたいと、2人の母校、花巻東に進学し、3度の甲子園に出場するなど、プロ注目の投手に成長しました。

しかし、「高校からプロに行ったとしても、そこで活躍する姿が全然見えなくて大学進学という形を取りました」と大学進学を選択。4年後のドラフト1位指名を目標に、大学で取り組んだのが足を上げずに投げるクイック投法。高校時代より球速はさらに5キロアップし、最速155キロまでに成長。そんな西舘投手に対し、阿部新監督は「完成された素晴らしい投手とずっと思ってきた。本当に楽しみでしかない」と太鼓判を押します。西舘投手も「大学の先輩の阿部慎之助監督のもとでご指導いただいて、これからももっとレベルアップを目指して頑張っていきます」とドラフト1位選手としての活躍を誓いました。
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