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「満足するよりかはあの球は反省」侍・守護神候補 栗林良吏 初セーブよりも最後の一球を後悔

2023年2月27日 7:00
◇カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 侍ジャパン4-2ソフトバンク(26日、宮崎)

2点をリードの9回、侍ジャパン・守護神候補の栗林良吏投手が対外試合初マウンドに上がり、無失点に抑え、侍ジャパンとして初セーブを挙げました。

栗林投手は4-2と2点をリードした9回に登板すると、先頭の今宮健太選手にライト前ヒットを許します。それでも後続を連続で内野ゴロに打ちとり2アウト。続く1番・柳町達選手からは空振り三振を奪い、無失点に抑えセーブを挙げました。

試合後、自身の投球について栗林投手は「先頭にヒットは打たれましたけど、投げた球は自分の中では悪くなかったかなと思うので、そういう意味では最後の1球が高めにいってしまったこと以外はよかった」と、三振に抑えた1球を後悔しました。

2点差を逆転し勝利したチームメートに「やっぱりビハインドになってもこうやって逆転でまわってきますし、どんな展開でも常に逆転できるチーム。自分もそこにしっかり貢献できるようにやっていきたい」とコメント。

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)本戦に向けて「自分の持ち味であるフォークボールでもっと空振りをとらないといけない。今日みたいにまっすぐがずっとコースに投げれるように、大事なところでカーブをしっかり投げられるように、1球1球精度を上げていって、悔いのないピッチングができればいい」と表情を引き締めました。