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ダルビッシュ直伝変化球で湯浅京己 三者凡退リレー「本戦でもリレー出来たらいいな」

2023年2月26日 20:36
◇カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 侍ジャパン4-2ソフトバンク(26日、宮崎)

侍ジャパンとして、対外試合初マウンドに上がり1回を無失点に抑えた4番手・湯浅京己投手が、試合後に自身の投球を振り返りました。

湯浅投手は2-2と同点の7回に登板すると、先頭の柳町達選手をストレートでセカンドゴロに打ち取り、続く上林誠知選手にはスライダーを2球試し、最後はストレートでファーストゴロ。
栗原陵矢選手に対してはこの日最速の152キロのストレートを記録。フォークで空振りを奪い追い込むと、最後もフォークでピッチャーゴロに打ち取り、3者凡退で無失点に抑えました。

登板後、湯浅投手は「真っすぐがちょっと浮いていましたけど、自分的には感覚良く投げられていた。強さは今まで以上に出ていた」と対外試合初登板を分析しました。

ダルビッシュ有投手から教わったというスライダーについて「(左バッターの膝元に)追い込んでから投げられればもっと幅が広がる」と話し、フォークについては「1球目のほうが感覚よく投げられていたので、あの球を何球もというか、あれが普通になるくらい精度を上げていきたい」とコメントしました。

湯浅投手の後を受けた8回には普段から親交がある大勢投手が登板。最速156キロで三者凡退リレーでつないだことについて湯浅投手は「えぐいピッチングしてましたし、しっかり0で繋げたということは自分でもよかったですし、本戦でもリレー出来たらいいな」と仲の良さをにじませました。

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)本戦に向けて「球速も結構出ていたと思う。自分としては初めての試合で投げたにしては合格点。しっかり空振りを取る時は空振りを狙って、ゾーンに狙う時はゾーンに投げていきたい」と表情を引き締めました。

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