プロ野球セ・リーグの巨人は1日、宮崎県宮崎市で春季キャンプがスタート。1軍全体練習は雨天の影響により、木の花ドームで行われました。

7年目を迎える戸郷翔征投手は、チームの雰囲気について「宮崎は例年なく寒いですけど、良い若手の雰囲気ですごい楽しめてやれているかなと思います」と話します。

昨季、3年連続となる2桁勝利を達成した戸郷投手ですが、現在の状態について、「今年は例年なく良いかなと思いますし、初日からブルペンに入れたので、今年は良い自分が出せるんじゃないかなと思います」と力強く話し、「自主トレから調整方法を変えた。我慢しながら、投げたくてもメートル数を決めてやったり、調整しながらやりました」と苦労を語りました。

投手陣は昨季MVP・菅野智之投手が海外移籍した中、今季から田中将大投手が加入。戸郷投手は「初日に結構会話しました。197勝している方なのでいろんな経験、調整方法を知っていると思うので、いろいろと聞きたいなと思います」とコメント。

さらに、同じく新加入し、WBC以来のチームメート甲斐拓也選手については、「久しぶりにボールを捕ってもらいましたし、ボールの感想というのも、（キャッチャーとして）今までいろいろなピッチャーをたくさん受けているので、また違った感想が聞けるかなと思ってすごい楽しみです」と話しています。

最後に今季の目標として、「開幕投手ももちろんやる気です。競争に勝ち抜いて、今シーズンなんとかまた優勝、そして日本一になれるよう頑張りたいなと思います」と意気込みました。