◇プロ野球セ・リーグ　ヤクルト-阪神(3日、神宮球場)

ヤクルトは初回に守備のミスが連発しました。

この日の先発はドラフト1位ルーキーの吉村貢司郎投手。5月24日の阪神戦を最後に上半身のコンディション不良で2軍で調整を続け、約3か月ぶりの先発マウンドです。

立ち上がり、先頭の近本光司選手がライトへライナー性のあたりを放つと、この打球に懸命に前進したサンタナ選手が滑り込みますが、捕球できず後逸。記録はスリーベースヒットでいきなりのピンチを背負います。

続く中野拓夢選手を四球で歩かせると3番ノイジー選手の打席。三遊間へのゴロをサード村上宗隆選手がつかみ併殺を狙い2塁へ送球しますが、これが大きく上にそれて1点先制を許します。

さらに吉村投手はなおも続く1アウト2、3塁のピンチで5番佐藤輝明選手に甘く入ったスライダーをライトスタンドへ運ばれ3ランを献上。

初回、首位阪神に対して守備のミスも絡み、いきなりの4失点となりました。