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大麻で陽性判定 陸上のリチャードソンがワリエワ出場に持論

2022年2月15日 18:16
大麻で陽性判定 陸上のリチャードソンがワリエワ出場に持論
ワリエワ選手の出場可能裁定に反発する陸上のリチャードソン選手 (写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
陸上短距離で金メダルが期待されていながらも、大麻の陽性判定が出たことで、資格停止処分を受け、東京五輪への出場ができなくなったアメリカのシャケリ・リチャードソン選手がSNSでワリエワ選手について持論を展開しています。

リチャードソン選手はアメリカの代表選考会の期間中に、母が亡くなり、その後大麻を使用。ドーピング検査で陽性反応があり、30日間の資格停止処分を受けました。

「彼女(ワリエワ選手)と私の状況の違いで何か誰か明確な答えを出せる?私の母が死んで、私もトップ3に入るといわれていた。明確な違いは『私が黒人女性』だったから」

自身がアフリカ系アメリカ人であることを理由の1つとしてあげたリチャードソン選手。

「黒人の選手は誰1人ドーピング問題に巻き込まれて、大会出場は認められたことはない。誰がなんといおうとそうだから」と強調しました。

また「いっておくけど、大麻はパフォーマンス向上の薬物ではないからね」としています。

これに対し、コメント欄では「その通り」といった声や「肌の色は関係ないと思う」や、「とはいえ、ルールはルール。破れば罰則はあるよ」といった様々な声が寄せられました。