全豪OP初優勝の小田凱人が解説 「足が使えないから遠心力で打つ」 強烈なバックハンドのダウンザライン
全豪オープンで初優勝した小田凱人選手(写真:ロイター/アフロ)
車いすテニスの小田凱人選手が27日、日本テレビの「Going! Sports&News」にVTR出演。数々の強敵を撃破してきたバックハンドのダウンザラインについて解説しました。
小田選手は去年、全仏オープンで初優勝を飾ると、ウィンブルドン選手権では17歳で最年少優勝。
また杭州アジアパラ競技大会でも金メダルを獲得し、今年のパリ・パラリンピックへの出場権を獲得すると、今年の全豪オープンでは初優勝を果たしました。
そんな小田選手が得意にしているショットは、サイドラインに沿うように放つ、強烈なバックハンドのダウンザライン。
ショットの際、ラケットを持っていない右手で車いすを回転させて遠心力を作り、力強いショットを可能にしていました。
「車いすが動くパワーも伝えながら打つ。足が使えなかったり、ジャンプができないから、遠心力で打つ。試合の1番大事なところで使って、最後のウィナーを獲りにいくショットで得意です」
小田選手は去年、全仏オープンで初優勝を飾ると、ウィンブルドン選手権では17歳で最年少優勝。
また杭州アジアパラ競技大会でも金メダルを獲得し、今年のパリ・パラリンピックへの出場権を獲得すると、今年の全豪オープンでは初優勝を果たしました。
そんな小田選手が得意にしているショットは、サイドラインに沿うように放つ、強烈なバックハンドのダウンザライン。
ショットの際、ラケットを持っていない右手で車いすを回転させて遠心力を作り、力強いショットを可能にしていました。
「車いすが動くパワーも伝えながら打つ。足が使えなかったり、ジャンプができないから、遠心力で打つ。試合の1番大事なところで使って、最後のウィナーを獲りにいくショットで得意です」
そんな小田選手が目指す理想像は、子供たちから憧れる人。
「仮面ライダーやウルトラマンを見ていたので、それと同じように小田凱人を見て、格好いいと思ってくれたら1番理想的な選手」
今年のパラリンピックが開催されるのは、名前の由来にもなった凱旋門のあるフランスのパリ。「はじめてのグランドスラム(全仏)もパリだった」と思い入れのある地で、金メダル獲得に期待がかかります。