「支えてくれたのは奥さん」バレー日本代表左のエース西田有志を襲った体調不良 支えになった妻・古賀紗理那との秘話
21日放送の日本テレビ「Going! Sports&News」では、そんな西田選手の自宅に初潜入した様子を放送。その中で、22年に襲われた「原因不明の体調不良」についても語ってくれました。
■自宅での生活は・・・「奥様に直してほしいところは?」
西田選手が所属するのは、大阪に本拠地を持つ『パナソニック』。妻・古賀選手が所属するのは神奈川に本拠地を持つ『NECレッドロケッツ』と、主な活動拠点が違うため、まだ一緒に住んでいないといいます。
自宅では、自炊生活をしている西田選手。プロアスリートとして、食事には気を遣っているといい「脂っこいものは取らないようにしている。味付けとかも塩コショウで作っている」と言います。
「奥様の古賀選手に直してほしいところは?」と聞かれた西田選手は、少し考えながらも「ないんですよね。めっちゃ仲いいんすよね」とにんまり笑顔で話しました。さらに古賀選手の好きな料理は「全部」だと答え仲の良さがうかがえました。
■原因不明の体調不良 支えてくれたのは妻・古賀選手の存在
2022年の10月に開幕した国内バレーボールのVリーグでは、『ジェイテクトSTINGS』に所属していた西田選手。しかし、10月30日から11月20日までの7試合では、ベンチにも入りませんでした。
西田選手に起こっていたのは、原因不明の体調不良でした。「最初は熱とちょっとした頭痛。PCR検査やインフルエンザの検査もして全部クリアだったんですが、行っている最中にも悪寒がやばすぎて。その日の夜にも寒すぎて。起きたときにシーツが透けるくらい汗をかいていて、顔も白くなって息切れも激しかった」と当時の状況を振り返った西田選手。
当時はとても不安だったといい、血液検査だけでも10回以上実施し、とても苦しかったと言います。
そんなどん底の西田選手を支えてくれたのは、妻の古賀選手だと言います。「ずっと家にいても頭がおかしくなるので、奥さんの家に行って、奥さんも選手でしたけど、甘えさせてもらっていた状態。しゃべり相手がいないのはきついし、一人でご飯を食べるのも嫌になっていた。本当に支えてくれました」と感謝の言葉を口にしました。
「古賀選手がいなかったら、いまこんな元気出なかった」
パリオリンピックまでおよそ半年。1972年のミュンヘンオリンピック以来となる“金メダル”獲得へ。復活した日本のエースに期待がかかります。