◇プロ野球イースタン・リーグ　日本ハム-楽天(9日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアム)

日本ハム2軍は9日、千葉・鎌ケ谷で楽天と対戦。通算130勝を誇る金子千尋投手(38)が3回から2番手で登板しました。

今シーズン、1軍での登板は3試合に終わっている金子投手ですが、マウンドに上がるとファンはSNSで「金子千尋今日投げるのか」「金子千尋さんだぁ～」と、金子投手の登板を楽しみにしている様子を見せました。

その金子投手は3回表は無失点で抑えますが、4回表、1アウトランナーなしから4番・横尾俊建選手に低めのカーブをすくい上げられ、レフトへ場外ホームランを浴びると、あまりの豪快なホームランに思わず苦笑い。

しかし5番・和田恋選手を外角低めの変化球で空振り三振に打ちとるなど、最少失点で切り抜けると、その裏に8番・有薗直輝選手のタイムリーなどで日本ハムが逆転します。

リードを保ちたい金子投手ですが直後の5回、2アウトランナー2塁から2番・村林一輝選手にレフトへのタイムリーヒットを浴び、リードを守ることができません。

6回にも6番・伊藤裕季也選手に初球をレフトスタンドに勝ち越しホームランを打たれるなど、4回を投げ、被安打7、失点3と、1軍復帰へ向け不安が残るピッチングとなりました。