◇MLB東京シリーズ プレシーズンゲーム 巨人―カブス（16日、東京ドーム）

この日の解説は同学年かつ、誕生日が4月2日と3日という上原浩治さん、高橋由伸さん、そして髙橋尚成さんというトリオになります。

上原さんは日本人として初めてワールドシリーズの胴上げ投手になったレジェンド。日米通算100勝100ホールド100セーブという記録を持ち、日本の名球会メンバーとしても名を連ねてます。2017年にカブスに所属していたこともあり、イアン・ハップ選手とは一緒にプレーしていました。「カブスは若い選手が多いので勢いに乗ったら怖いので、巨人のピッチャーがどう抑えていくのか楽しみですね」と見どころを語っています。

高橋由伸さんはメジャーリーグのキャンプ取材も今年は行っていて、特にPCAことピート・クロウ＝アームストロング選手に目がいったと話していました。また、鈴木誠也選手のバッティングにも注目したいとしています。

ベンチ横からリポートするのは髙橋尚成さん。2010年に巨人からメッツへ。その後、エンジェルスで2年プレーした後はピッツバーグ･パイレーツ、そしてシカゴ･カブスに移籍しました。この日は3塁側ベンチで試合をリポート解説するため、「当たらないように、しっかりボールを見ておきます」と放送前の打ち合わせでジョークも飛び出しました。髙橋さんは2006年のヤクルト戦で、ベンチに飛び込んだ青木宣親選手のファウルボールが顔を直撃し、頬を骨折したという事案がありました。カブスについては「阪神戦では打線が元気がなかったですが、きょうは巨人のピッチャー陣がどう抑えていくかを見たいですね」と意気込みました。

試合は午後7時5分にプレーボールです。