◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 1次ラウンド ドイツ81-63日本（25日、沖縄アリーナ）

日本はW杯初戦となるドイツ戦に完敗。それでも指揮官は手応えも感じたようです。

日本は前半、攻撃の核となる3ポイントが決まらず、ドイツに点差を広げられます。さらにジョシュ・ホーキンソン選手のファウルトラブルもあり、高さで劣るインサイドでも相手の攻撃に苦しめられます。前半は持ち味を発揮できぬまま23点差がつきます。

ホーバスHCは「前半は細かいことがよくなかった。みんなすごいエキサイティングしてたから、うちのバスケができなかった」と振り返りました。

それでも「ハーフタイムのとき、後半は勝ちましょうと言った。2点差でも4点差でもとにかく勝ちましょう。うちのバスケットをちゃんとやろう」と選手たちに伝えたと言います。

すると後半は速い展開からペイントアタック。さらにディフェンスでも相手のターンオーバーから速攻をしかけるなど、後半の得点だけを見れば日本が28-32と相手を圧倒しました。

3ポイントの成功率は上げられず結果は18点差で敗戦。「後半は努力もすごかった。日本のバスケットらしかった。（次戦は）後半のバスケットがやりたい、最初から最後まで。それだったら勝ちます」と力強く語りました。

後半は意地を見せられた日本。次戦は2日後、世界ランク24位のフィンランド代表と対戦します。シュートタッチをどのように修正してくるのか、注目です。