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大谷翔平17号含む3安打 サイクルヒットを逃すのは今季4度目 5回3失点で6勝目はならず

2023年6月10日 14:37
大谷翔平17号含む3安打 サイクルヒットを逃すのは今季4度目 5回3失点で6勝目はならず
エンゼルス・大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)
MLB エンゼルス5-4マリナーズ(日本時間10日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルスの大谷翔平選手が「2番・投手」の投打二刀流で先発出場。投手として5回3失点、打っては17号2ランを含む3安打を放ちました。

ここ3試合勝利のない大谷選手は、立ち上がり4番・ケリニック選手に先制2ランを献上。初回だけで3四球と制球に苦しみます。

それでも直後の第1打席では、先発の右腕カスティーヨ投手からサードへの内野安打。6試合連続ヒットマークします。

3回2アウト1塁で迎えた第2打席では、初球を完璧にとらえると大谷選手は確信歩き。打球はセンターの頭を大きく越える134mの特大17号2ランホームラン。自らのバットで試合を振り出しに戻します。

しかし制球に苦しんだ大谷選手はチームが勝ち越した直後、勝利投手の権利がかかる5回。四球と死球で1アウト1、2塁とすると、フランス選手にタイムリーを許し同点。なおもピンチは続き、初回に先制弾を許したケリニック選手。157キロのストレートでダブルプレーに抑え、“投手・大谷”はこの回で降板。5回6四死球3失点と制球に課題を残しました。

一方、打撃は好調。直後に迎えた5回の第3打席ではカスティーヨ選手からレフトへツーベース。この時点でスリーベースヒットが出ればサイクルヒットと快挙に王手をかけます。

注目の第4打席は右腕ブラッシュ投手と対決。155キロのストレートでファーストゴロ。サイクルヒット達成とはなりませんでした。

大谷選手がサイクルヒットを逃すのは今季4度目で、今月も4日のアストロズ戦でホームランだけ残す4安打をマークしていました。投手としては5月16日以来の勝利とはならなかったものの、チームは好調の5連勝。貯金5となりました。
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