◇プロ野球セ・リーグ　巨人-ヤクルト(22日、東京ドーム)

巨人のプロ3年目、山崎伊織投手が、6回4失点で降板し、自身初の2ケタ勝利となる10勝目とはなりませんでした。

昨季は17試合に登板し、5勝5敗、防御率は3.14という成績を残した山崎投手。今季は7月11日の広島戦で、キャリアハイの6勝目をマークするなど9勝3敗、防御率は2.97と好調でした。

山崎投手は初回、2つの三振を含む三者凡退で上々の立ち上がりを見せると、続く2回も三者凡退に抑えます。

3回は2アウトから2ベースヒットを許し、初めて得点圏にランナーを背負いますが、1番山崎晃大朗選手をセカンドフライに打ち取りピンチを脱すると、その裏の巨人の攻撃で、1点の援護を得ます。

4回、5回も三者凡退で抑え、5回までヤクルト打線をわずか1安打に封じる好投。

しかし6回、ヒット2本で1アウト1,3塁のピンチを招くと、2番中村悠平選手にスクイズを決められ同点に追いつかれます。さらに、2アウト満塁からサンタナ選手、オスナ選手に連続タイムリーを浴びこの回4失点で逆転を許します。6回を投げきったところで降板となり、6回4失点という内容で、10勝目は挙げられませんでした。