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井上尚弥所属ジムに岡澤セオンらアマチュア3選手がサポート契約 井上とスパーした原田周大「みんなが思った通り本当にすごい人」

2024年12月10日 6:00
井上尚弥所属ジムに岡澤セオンらアマチュア3選手がサポート契約 井上とスパーした原田周大「みんなが思った通り本当にすごい人」
(左から)大橋ジムと契約した片岡雷斗選手、原田周大選手、岡澤セオン選手
ボクシング4団体統一王者・井上尚弥選手が所属する大橋ボクシングジムは9日、五輪2大会連続出場の岡澤セオン選手らアマチュアボクシングで活躍する3選手とサポート契約を結んだことを発表しました。

今回契約を結んだのは岡澤選手に加え、パリ五輪出場の原田周大選手、2023年アジアユース選手権51キロ級で優勝した18歳の片岡雷斗選手です。

学生時代アマチュアボクシングを経験した大橋秀行会長は「アマチュアボクシングがあって今の自分、大橋ボクシングジムがあると言っても過言ではない。そのアマチュアボクシングに何か恩返しがしたいと考えた時に、片岡選手がプロになるかアマチュアを続けるか悩んでいて『まず五輪を狙いにいった方がいい』と勧めた。そしてその後、原田選手が『岡澤選手と一緒にジムを貸してもらえませんか?』と相談を受けました。だったらサポートを受けてみないか、ということで今回の話が決まりました」と3選手を受け入れた経緯を説明しました。

これまで鹿児島を拠点に活動していた岡澤選手は「僕自身アマチュアボクシングをもっと大きくしたい、もっと評価してほしい一心でやってきている。それが1つの形だったし、もっと大きくできる機会をもらったと思っているのですてきな環境・サポートをもらったからにはしっかり結果を出す。岡澤セオンが大橋ボクシングジムに入って変わったと言われるようなこれからロス五輪までの4年間にしたい」と2028年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得へ決意を表明しました。

すでに大橋ボクシングジムで練習を開始しているという3選手。特に原田選手は井上選手とスパーリングを実施したといいます。「(井上選手は)みんなが思った通り本当にすごい人で、練習では一言も発せられないすごい緊張感があって、でも練習が終わってアドバイスを聞いたら優しく答えてくれる人間力もあって尊敬するばかり」と早くも刺激を受けている様子をみせました。
最終更新日:2024年12月10日 6:00