◇WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(14日 有明アリーナ)

WBC世界バンタム級王者・中谷潤人選手が14日、同級1位で77戦76勝のペッチ・ソー・チットパッタナ選手と、自身2度目となるWBC世界バンタム級王座防衛戦に挑み、6回2分59秒TKO勝ちしました。

中谷選手は積極的に攻めてくるペッチ選手の攻撃をかわし、右のジャブなどで試合をコントロール。そして第6ラウンド、ペッチ選手に連打を食らわせ最初のダウンを奪うと、ラウンド終盤に強烈な左ストレートを浴びせ、6回TKO勝ちとなりました。

中谷選手は試合後のインタビューで「ほっとしています。ノックアウト負けのない選手に対してしっかり倒して勝ったのは良かった」とコメントしました。

また、今後のビジョンについて聞かれると「統一戦を次にでもやりたいという気持ちは強く持っています」と語り、具体的な選手名については「チャンピオンであれば誰でもというスタンスです」と意気込みました。