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井上尚弥“世界最強の称号”PFP1位→2位に 史上初ヘビー級4団体統一のウシクが1位奪取 リング誌PFP更新

2024年5月21日 6:01
井上尚弥“世界最強の称号”PFP1位→2位に 史上初ヘビー級4団体統一のウシクが1位奪取 リング誌PFP更新
ボクシングのO.ウシク選手(左・写真:ロイター/アフロ)、井上尚弥(右・写真:西村尚己/アフロスポーツ)
アメリカのボクシング専門誌「ザ・リング」が日本時間20日、パウンド・フォー・パウンド(以下、PFP)を更新。9日に22年6月以来2度目の1位に返り咲いた世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手が2位に後退しました。

PFPとは全17階級のボクサーが同じ階級と想定した場合のランキング。特にアメリカの老舗専門メディアとして知られる「ザ・リング」誌が発表するPFPはボクサーの名誉の1つとして知られています。

井上選手は6日、34年ぶりとなる東京ドームでのボクシング興行で日本人初のメインイベンターとしてルイス・ネリ選手との防衛戦を実施。第1ラウンドでプロ初のダウンを奪われるも、第2ラウンドにダウンを奪い返した井上選手はその後ネリ選手を圧倒。第6ラウンドTKO勝利を飾り、防衛に成功。1年9か月ぶりのPFP1位となっていました。

代わって1位に浮上したのは世界ヘビー級4団体統一王者のオレクサンドル・ウシク選手。日本時間19日に行われたタイソン・フューリー選手との4団体統一戦では第9ラウンドにダウンを奪うと、12ラウンドの激闘の末判定勝利。ヘビー級初となる4団体統一を達成しました。

▽「ザ・リング」誌が発表したPFP(カッコ内は階級)

1.オレクサンドル・ウシク(ヘビー級)
2.井上尚弥(スーパーバンタム級)
3.テレンス・クロフォード(ウェルター級)
4.サウル・アルバレス(スーパーミドル級)
5.アルツール・ビテルビエフ(ライトヘビー級)
6.ディミトリー・ビボル(ライトヘビー級)
7.エロール・スペンスJr.(ウェルター級)
8.ジャーボンテイ・デイビス(ライト級)
9.ジェシー・ロドリゲス(フライ級)
10.中谷潤人(バンタム級)
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