プロ野球・巨人の秋広優人選手が20日、東京ドームで行われた全体練習に参加し、練習後に取材に応じました。

交流戦を11勝7敗、1位タイにつけたまま全日程を終えた巨人。しかし、得失点差率で他チームを下回り9年ぶりの優勝とはなりませんでした。

19日は完全休養とし、この日からリーグ優勝に向け練習が再開しました。時折、笑顔を見せながらアップを行った秋広選手。サインプレーの確認やキャッチボール、バッティング練習などおよそ3時間汗を流しました。

練習の合間には原辰徳監督から声をかけられたという秋広選手。「18日の試合前、『長打がたまにほしい。踏み込む感じがあれば打球の角度が上がるよ』と言われていた。その1打席目がちょうど惜しかった(ライトフェンス際へのフライ)。『あれ惜しかったね』っていう話をして、同じ踏み込む意識でやっていこうと。『何打席かに1回はああいう強い当たりがほしいな』っていう話をされたので頑張ります」と明かしました。

また後半戦に向けては「規定打席というところを目指したい。結果を残していないと出続けられないし、ケガとかコンディションとかもしっかりと整っていないと試合に出続けられないので、規定打席というところはシーズン終了までの目標にしたいなと思います」と目標を掲げました。

ここまでチーム65試合のうち、47試合に出場し打率.321の秋広選手。171打席に立ち、規定打席までは31打席足りていません。リーグ戦再開後のさらなる活躍で自身初の規定打席に到達できるか注目です。

◆秋広選手 今季成績
47試合 打率.321 本塁打4 打点18 得点圏打率.387