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北京銀メダリスト小松原尊が引退を発表「美里と経験してきた冒険の全てに感謝」アイスダンスで全日本4連覇

2025年1月29日 14:27
北京銀メダリスト小松原尊が引退を発表「美里と経験してきた冒険の全てに感謝」アイスダンスで全日本4連覇
アイスダンスの小松原美里・尊ペア(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
フィギュアスケートのアイスダンスで、22年の北京五輪団体銀メダルの小松原尊選手(33)が29日、自身のInstagramで引退を発表しました。

「美里、JSF、私達の家族、筑波、友人達、そしてファンの皆様。この数年間、皆様のご助力なしでは私たちの夢はかなうことはありませんでした」と感謝を伝えます。

16年5月に美里さんとペアを組んだアメリカ出身のティム・コレト(日本名:小松原尊)選手。2人は17年に結婚。20年に日本国籍を取得し、日本名となる小松原尊の名義となりました。

2018年シーズンから全日本フィギュアスケート選手権大会で4連覇。北京五輪の日本代表選考を兼ねた全日本フィギュア2021では、村元哉中&高橋大輔ペアとのオリンピック出場枠を争い、見事勝ち取りました。

初のオリンピック出場を果たした北京五輪では、団体戦の銀メダル獲得に貢献し、個人戦では22位の成績を残しました。

24年の4月にペアを解散し、美里さんが先に引退を発表していました。

尊選手は「これまでの人生を捧げてきた旅でありましたし、自分が達成できたこと、そして幸運なことに美里と経験してきた冒険の全てに感謝していますし、感謝し続けます」とコメント。

今後については「演技や、ツアー、コーチング、振付など様々な活動を通して、私のスケートに対しての愛を共有していければと願っています。さらには、執筆活動、音楽、そして他の創作の力で物語を伝え続けていくことを願っております」とつづりました。
最終更新日:2025年1月29日 15:06