ウクライナのサッカー選手が遺体で見つかる 村長の母がロシアへの協力拒否と報道
FIFPRO(国際プロサッカー選手会)は5日、ウクライナの地元チームでプレーするオレクサンドル・スヘンコ選手(25)が、キーウの西にある村、モティジンで両親とともに遺体で見つかった、と公式SNS上で追悼しました。
スヘンコ選手の母はモティジンの村長をつとめていたということです。
AFPやロイター通信によりますと、村長は、侵攻したロシア軍に対して協力を拒否。3月24日にロシア軍に拉致されてから、行方がわからなくなっていました。その後、ウクライナ当局によって、村長とその家族ら5人が手を縛られた状態で、死亡しているのが発見されています。
AFP通信は遺体は4人が半分ほど埋められている状態で見つかり、5人目は庭の井戸の中で見つかったと報じています。
スヘンコ選手の遺体が見つかったモティジンは民間人とされる遺体が多数見つかったブチャから約30キロ北部にあります。