「世界最強の兄弟」クリチコ弟がデジタルアーティストとタッグ ウクライナへの支援金を集めるため
ボクシングで3団体の統一世界ヘビー級王座に輝いたウラジミール・クリチコ氏が8日、アメリカ・NYをベースにするアーティスト「WhIsBe」とタッグを組み、ウクライナへの支援金を集めると発表しました。
「WhIsBe」はデジタルアートを手がける人物で、ウクライナへの支援を行うためにクリチコ氏とコラボし、ウクライナの国旗の色で作られた作品をオークションにかけるということです。
オークションの価格は100米ドル(約1万1500円)から100万ドル(約1億1580万円)に設定されています。
NFT(非代替性トークン)という新しい認証技術が使われるということです。
オークションは「OpenSea」で行われ、アメリカの9日から3週間にわたって、行われます。すべての関係者は手数料などをうけとらず、収益金はそのまま、ウクライナの赤十字やユニセフなどに寄付されるということです。
クリチコ氏は「このような状況下で苦しむ人々へ芸術を通して、サポートするのはすばらしいことです」とコメント。アーティストの「WhIsBe」は「すばらしい目的を達成するための機会をもらってありがたく思います。私の芸術作品が、すぐに人々の支援に還元されるテクノロジーもすばらしいと思います」としています。