「すごい地獄だった」大会連覇を果たした堀米雄斗が苦悩を語る 不安を抱えつつ大逆転で金メダル
大会連覇を果たした堀米雄斗選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
◇パリオリンピック2024 スケートボード男子ストリート決勝(大会4日目=日本時間30日、コンコルド広場)
スケートボード男子ストリート決勝に出場した堀米雄斗選手は、前回王者として臨み見事2大会連続となる金メダルを獲得しました。しかし連覇を果たすまでには苦悩があったと語りました。
大会連覇を果たした堀米選手は「東京の時より重いですね。ここまで来るのにすごい地獄だった」と首から下げた金メダルの重みを実感。実は堀米選手は大会が始まる直前まで代表が決まっていませんでした。しかし6月に行われたオリンピック予選シリーズ第2戦のブダペスト大会で優勝し、見事パリ五輪への切符をつかんだ堀米選手。「まずオリンピックに行けるか分からない状態で、1か月前までは。2か月前の中国の大会で予選落ちしちゃって諦めてて、そこから次のブダペストで1位になって他の選手があまり良くなければ『オリンピックに行けるわずかな可能性がある』って言われて本当に絶望的だったんですけれども、その1%を信じられてすごい良かったです」とコメント。
パリ五輪の予選を4位で通過した堀米選手は、決勝でランを4位という結果に。その後行われたトリック1回目では89.90の高得点を出します。しかしその後は立て続けにミスしてしまい、1位と96.98差で迎えた最終5回目。高いトリックを成功させると97.08の高得点をたたき出しトップに躍りでての大逆転優勝を果たしました。「もう訳が分からなかったですね。本当にうれしすぎて訳が分からなかったし、応援しているみんな、家族、友達、仲間のみんなの思いが全部出たのかなと思います」と周りの応援のおかげで獲得できた金メダルと語りました。
さらに競技中のことを聞かれると「もう不安しかなかったです。本当にメダルもいけるか分からないっていう状況だったし、ジャガー(イートン)とかナイジャ(ヒューストン)とか(白井)空良が1位2位3位を争っている状況だったから、本当に絶望的だったけど、この(最後に決めた)トリックは3か月・4か月ずっと練習してきた技なので、それをできる限りギリギリまでイメージしてわずかな練習とかで合わせてっていう感じですかね」と最後まで不安を抱えつつ挑んでいたと明かしました。
スケートボード男子ストリート決勝に出場した堀米雄斗選手は、前回王者として臨み見事2大会連続となる金メダルを獲得しました。しかし連覇を果たすまでには苦悩があったと語りました。
大会連覇を果たした堀米選手は「東京の時より重いですね。ここまで来るのにすごい地獄だった」と首から下げた金メダルの重みを実感。実は堀米選手は大会が始まる直前まで代表が決まっていませんでした。しかし6月に行われたオリンピック予選シリーズ第2戦のブダペスト大会で優勝し、見事パリ五輪への切符をつかんだ堀米選手。「まずオリンピックに行けるか分からない状態で、1か月前までは。2か月前の中国の大会で予選落ちしちゃって諦めてて、そこから次のブダペストで1位になって他の選手があまり良くなければ『オリンピックに行けるわずかな可能性がある』って言われて本当に絶望的だったんですけれども、その1%を信じられてすごい良かったです」とコメント。
パリ五輪の予選を4位で通過した堀米選手は、決勝でランを4位という結果に。その後行われたトリック1回目では89.90の高得点を出します。しかしその後は立て続けにミスしてしまい、1位と96.98差で迎えた最終5回目。高いトリックを成功させると97.08の高得点をたたき出しトップに躍りでての大逆転優勝を果たしました。「もう訳が分からなかったですね。本当にうれしすぎて訳が分からなかったし、応援しているみんな、家族、友達、仲間のみんなの思いが全部出たのかなと思います」と周りの応援のおかげで獲得できた金メダルと語りました。
さらに競技中のことを聞かれると「もう不安しかなかったです。本当にメダルもいけるか分からないっていう状況だったし、ジャガー(イートン)とかナイジャ(ヒューストン)とか(白井)空良が1位2位3位を争っている状況だったから、本当に絶望的だったけど、この(最後に決めた)トリックは3か月・4か月ずっと練習してきた技なので、それをできる限りギリギリまでイメージしてわずかな練習とかで合わせてっていう感じですかね」と最後まで不安を抱えつつ挑んでいたと明かしました。