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「得意球はエール球」ティモンディ高岸BCリーグ栃木に入団で芸人との二刀流、25日初練習

2022年7月19日 15:33
「得意球はエール球」ティモンディ高岸BCリーグ栃木に入団で芸人との二刀流、25日初練習
(左)寺内崇幸監督、(右)ティモンディ・高岸宏行
「やればできる!」のフレーズでおなじみのお笑いコンビ・ティモンディ高岸宏行さんが独立リーグ・ルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスへ投手として入団し、その会見が19日に都内で行われました。

6月に行われた球団のトライアウトに見事合格し、芸人と野球選手の二刀流として活動していきます。

高岸さんは愛媛・済美高校野球部出身。東洋大学に進学も、故障のためプロ野球選手への道を断念しました。その後、プロ野球の始球式で芸能界最速となる142キロをマークし、ファンを驚かせました。

ユニフォームに身を包んだ高岸さんは今年30歳を迎え、10年ぶりの実戦復帰となります。

「何歳からでも挑戦するのに遅いということはないんだよ、ということと、いつからでもやりたいことをやって挑戦すること自体が楽しいんだよ、素晴らしいんだよということを姿勢でもプレーでもみなさんにお伝えできれば」と話しました。

シーズン途中からチームに合流する高岸さんの起用法について、同チーム成瀬善久投手兼投手コーチは「(高岸さんが)全部やりたいと言っていたのでトライアウトの日に練習法などを伝えました。ある程度万全だったら先発も中継ぎも抑えもやらせてみたいなというのはあります」と明かしました。

今後の目標を聞かれると「100球あれば100球魂のこもった球が投げられる選手になりたいと思います。得意球はエール球で押せるピッチャーになりたいです」と熱く意気込みを語りました。

今後は25日にチーム初練習予定とのことです。