松山英樹 コースレコードタイ63で手応え
アメリカ男子ゴルフツアーのヒューストン・オープン最終日(米テキサス州/メモリアルパークGC)で、松山英樹選手(28)が7バーディー、ノーボギーとコースレコードタイの「63」をマーク。日本時間12日に開幕するマスターズに向け、手応えをつかみました。
首位と5打差の8位からスタートした松山選手は、前半に3つのバーディーを奪いスコアを伸ばしました。後半には12番のセカンドショットをピンに寄せバーディーとすると、続く13番では絶妙なアプローチで連続バーディーとし、首位を猛追。前日に苦戦していたショットが冴えわたりました。
ショットが安定し「安心してプレーできた」という松山選手は、16番でもバーディーパットを沈めガッツポーズ。さらに17番、5メートルのバーディーパットを沈め再びガッツポーズ。連続バーディーで一時、首位をとらえました。
最終18番のバーディーチャンスは惜しくも外れ3連続バーディーは逃しましたが、7バーディー、ノーボギーとコースレコードに並ぶスコアで2位タイとし、今週開幕するマスターズに弾みをつけました。
松山選手は「上位でプレーできたことはすごく収穫かなと思います。ゴルフの内容が落ち着いてできそうな雰囲気があるので、そこはすごく救いだなと思います。このプレーを続ければチャンスがすごくあると思うので、頑張りたいなと思います」とマスターズに向け手応えを話しました。