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【巨人】打線がわずか2安打とふるわず敗戦 開幕投手の戸郷翔征は3回2失点 

2024年3月22日 20:49
【巨人】打線がわずか2安打とふるわず敗戦 開幕投手の戸郷翔征は3回2失点 
巨人・阿部慎之助監督(画像:日テレジータス)
プロ野球オープン戦 楽天3-1巨人(22日、東京ドーム)

巨人は打線が2安打1得点とふるわず、楽天に敗れました。

先発は開幕投手の戸郷翔征投手。2回まで無安打の投球でしたが、3回に先頭打者の辰己涼介選手にインコース高めのストレートを右中間にはじき返され、スリーベースヒットを許します。さらに続く太田光選手への初球、低めのストレートを完璧に打たれ、レフトスタンドへ先制の2ランホームランを献上。オープン戦は3戦連続で失点となりました。

打線は楽天の開幕投手を務める早川隆久投手に苦戦。序盤に5者連続三振を許すなど、緩急自在な投球の前に3回まで一人のランナーも出せません。

それでも4回、先頭の佐々木俊輔選手が四球で出塁。2番の門脇誠選手がライトへはじき返すツーベースヒットで1点を返します。さらに続く丸佳浩選手のショートゴロの間に門脇選手が好走塁を見せ3塁へ進塁。その後、1アウト1、3塁とチャンスを広げますが、5番の坂本勇人選手は早川投手の変化球に空振り三振。続く大城卓三選手は鋭い打球も、好守に阻まれ追加点は奪えません。

2点ビハインドに変わった5回の攻撃は、オドーア選手がセカンドへの内野安打で出塁。送りバントで得点圏へ進みます。迎えた9番の浅野翔吾選手は、早川投手の変化球に空振り三振。2アウトから楽天は2番手の伊藤茉央投手に代わると、2塁ランナーのオドーア選手がけん制球でアウトとなり、得点機を逃しました。

6回以降は楽天リリーフ陣の前にヒットは生まれず、わずが2安打1得点で敗戦。打線がつながりを欠きました。

投手陣は、先発の戸郷投手が3回2失点の後、2番手の松井颯投手が3回を投げ1失点。7回はドラフト1位ルーキー西舘勇陽投手が登板し、150キロのストレートに最後の打者にはカーブで三振を奪うなど、3者凡退の好投。8回のバルドナード投手や9回の堀田賢慎投手も好投し、終盤は無失点でつなぎました。