連覇へ石川遼好発進 金谷18番で魅せた!
男子ゴルフの国内メジャー「日本シリーズJTカップ(東京よみうりCC)」が3日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、初めて無観客で開幕しました。
前回大会覇者の石川遼選手(29)は、4バーディー、1ボギーの3アンダー。首位と3打差の8位タイにつけました。石川選手はラウンド後、「スコア的にはいい初日にできたけど、なんとかパーをセーブしたという感じがあった。初日をいざ終わると2日目が重要だと思う」と話しました。
また、「連覇もそうですし、この大会で3勝している方も非常に少ないので、そういった意味で日曜日(最終日)にチャンスがある位置なら自分も面白い。まずはそこまでの過程を頑張っていければいい」と史上6人目の大会連覇に向けて意気込みました。
また、2戦連続優勝がかかる金谷拓実選手(22)は、5バーディー、2ボギー。石川選手と同じ3アンダーで8位と上々のスタートをきりました。中でも、急傾斜のグリーンが名物の18番(パー3)で第1打を50センチにつけ、出場30人中わずか2人(小田孔明選手がチップイン)というバーディー締め。
「18番はボールの行方は見えなかったけど、グリーンに行ってみたらベタピンだったのでビックリしました」と笑顔を見せました。ルーキーとしての大会史上初優勝、そして大会史上最年少優勝がかかります。