山本由伸投手のドジャースへの入団会見が日本時間28日、本拠地ドジャー・スタジアムで行われました。

山本投手は、2016年のドラフト会議でオリックスに4位を受けて都城高校からプロ入り。NPBの第一線で7年間活躍し、25歳という若さで今回のメジャー挑戦を迎えました。

プロ入り前の山本投手がこのことを知ったらどう思うか、という質問に対して、「高校生の時も今も変わらず、とにかく必死に毎日やっているのですが、本当にいい指導者に巡りあえて、運良くここまで来られたので、すごく順調な野球人生。高校生の僕も驚くんじゃないかな」と笑顔をみせます。

「順調」につかんだ今回の契約は、MLB公式サイトによると12年3億2500万ドル（約460億円）の大型契約。これはゲリット・コール投手（ヤンキース）の9年3億2400万ドルを上回り、二刀流の大谷翔平選手を除けば投手でメジャー史上最高額です。また、投手での12年契約もウェイン・ガーランド投手の10年契約を上回る最長の記録で、金額・年数ともに記録的な契約となりました。

これには、「本当にすごく高く評価していただいたなと。そこに感謝していますし、僕はまだこっち（メジャー）でプレーしていないので、これからしっかり活躍してその期待を裏切らないように、全力で頑張りたい」と決意しました。