◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム3×ｰ2ロッテ(6日、札幌ドーム)

BIGBOSSこと新庄剛志監督が率いる日本ハムが初のサヨナラ勝利。BIGBOSS采配で9回にサヨナラのチャンスを演出すると、最後は意外な形で得点となりました。

2対2で迎えた9回。先頭バッターのヌニエス選手が死球で出塁。代走で細川凌平選手を送ります。

続くバッターは石井一成選手。その初球、ヒットエンドランを見事成功させ0アウト3・1塁。ベンチの采配がはまり、一打サヨナラのチャンスを演出します。

打席には宇佐見真吾選手。2球目を打つも高く打ち上げてしまいます。打球はレフト定位置よりも前、ライン際に。犠牲フライには浅い当たりでしたが、ロッテのレフト高部瑛斗選手が目測を誤ると、そのままフェアゾーンにぽとり。

日本ハムはまさかの形でサヨナラ勝利。一方、ロッテ高部選手はベンチでうつむき、涙を浮かべました。

宇佐見選手はヒーローインタビューで「(打った瞬間)あ～やっちゃったぁ…からのおっしゃぁ！」とサヨナラの瞬間を振り返ると、「なかなかいい形で勝ちに結びつかない試合が続いてたので、勝てて良かったです」と話しました。