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山本由伸は「リンスカムに似ている」ド軍監督がサイ・ヤング2度受賞の“小さな大投手”の名を挙げ絶賛

2024年2月11日 15:31
山本由伸は「リンスカムに似ている」ド軍監督がサイ・ヤング2度受賞の“小さな大投手”の名を挙げ絶賛
ドジャースの山本由伸投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLBドジャースのロバーツ監督は、日本時間11日、山本由伸投手をメジャー屈指の投手の名を挙げて、絶賛しました。

前日にブルペンで山本投手の投球を見たロバーツ監督。「驚きはありませんでした」と話し、「山本投手はすべての投球を計算して投げていました。これは彼の制球力が優れている事を証明していると思います。ブルペン後に山本投手と話して、彼は良い状態で投げられたと言っていました」とうなずきます。

さらに、178センチの山本投手が小柄ながら球速を出せることを尋ねられると、「驚きです。同じ体型ではなく、投球フォームは違いますが、ティム・リンスカムと似ています」とコメント。

指揮官が名を挙げたティム・リンスカム投手は、ジャイアンツ時代に2008年から7年連続2ケタ勝利を挙げた通算110勝の右腕。身長は約180センチと特別大きくはありませんでしたが、サイ・ヤング賞を2度受賞したほか、2回のノーヒットノーランなど数々の記録を残しました。

“小さな大投手”と呼ばれたメジャー屈指の右腕と身長が近いこともあり、「ティミー(ティム・リンスカム)は素晴らしいキャリアを築きました。山本投手は体の使い方がよく、制球力も優れています」と日本が誇る右腕を語りました。

メジャーのルーキーイヤーとなる今季は、日本で主流だった中6日の登板から中4日へと変化。指揮官は「山本投手には確実に先発することを求めています。メジャーに慣れるための順応期間が必要だと思います」と話しつつも、「山本投手は好奇心が強く努力家。打者を抑える複数の球を持っています。確実に先発して、ローテーションの順番はまだわかりませんが、先発する度にチームに勝利を与えてほしい」と期待を込めました。

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