◇MLBナ・リーグ優勝決定シリーズ メッツ 12-6 ドジャース(日本時間19日、シティ・フィールド)

ドジャースがワールドシリーズ進出まであと1勝としたところで迎えたこの日の試合。あとがないメッツ打線に猛攻を受け大敗を喫するも、その中で躍動を見せた選手がいました。

それはこの日「9番・センター」でスタメン出場した23歳のルーキー、アンディ・パへス選手です。

パヘス選手は「1-8」と大量リードを許した直後の4回。2アウトの場面で打席に向かうと、メッツの先発・ピーターソン投手の初球をレフトスタンドへ運び、ポストシーズン初ホームランを放ちました。勢い止まらぬパヘス選手はさらに5回、2アウト1、2塁でこの日の第3打席を迎え、2番手・ギャレット投手のカットボールを振り抜き3ランホームランを放ちました。ルーキー選手がポストシーズンで複数HRを放つのは球団初の出来事となりました。

さらに守備でも活躍。センターフライを力強くホームに返球し生還を許さない好プレーも見せました。

この活躍にSNSでは「パヘスの成長が目に見えてわかる」「来年大ブレイクして、将来中軸をずっと打ちそうな選手。とにかく強く振れる魅力がある！」「パヘスの確信バットフリップがかっけぇ」「ルーキーらしからぬバットフリップ」「大谷さんに回してーって思ってたら自分で決めた！素晴らしい！」など、コメントがあがっています。

これでリーグ優勝決定シリーズの決着は次戦以降に持ち越しに。第6戦は日本時間21日、ドジャースの本拠地であるドジャー・スタジアムで行われます。この試合でドジャースはワールドシリーズ進出を決められるか、注目です。