首都キエフにいるウクライナの元テニス選手が“ジョコビッチからの支援の申し出”を明かす
元男子プロテニスプレイヤーで、2017年のウィンブルドンでは錦織圭選手とも対戦したことがある、ウクライナのセルジー・スタホフスキー氏(36)が自身のインスタグラムでノバク・ジョコビッチ選手から経済的な支援などの申し出があったことを明かしました。
投稿されたのはジョコビッチ選手とスタホフスキー氏のやりとりをスクリーンショットした写真です。
ジョコビッチ選手から「どうしている?戦場にいるのか?君のことを思っている。すべてが落ち着くと願っているよ。どこに支援をおくればいいのか教えて欲しい。経済的な支援でも、どんなものでも」とメッセージを受け取ったスタホフスキー氏は「ありがとう。いま、僕はキーフにいる。いまは静かだよ」と返信しています。
スタホフスキー氏は、先月24日に軍事侵攻が始まってからすぐにウクライナ軍の予備役として登録することを決意しました。
今年1月の全豪オープンでは予選に出場しましたが、現在は、防弾ベストを着て、キエフの街を巡回していることを明かしています。
今月7日に更新されたインスタグラムでは妻と子どもと一緒に写った写真を掲載し、「子どもたちの未来のために戦います。世界の未来のために戦います。ちょっと待っててね、みんなで生き抜くよ。ロシアが逃げていったら君たちの元に戻るからね」と投稿しています。