3月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック（WBC）。
史上最多3度目の世界一を狙う侍ジャパンの全選手を紹介します。

今回は唯一の3度のトリプルスリーを獲得。2大会連続の選出となったヤクルト山田哲人選手です。

2010年ドラフト1位で履正社高校（大阪）からヤクルトに入団した山田選手。
4年目でレギュラーをつかみ全試合に出場すると打率.324、本塁打29をマークします。
その翌年には、打率.329、本塁打38、盗塁34を記録し、トリプルスリーを達成します。
その翌年さらに18年も達成しNPB史上初、3度のトリプルスリーという偉業を残しています。

昨シーズンは打率.243、打点65、本塁打23、盗塁10とやや成績は落としていますが、守備率.995とリーグトップで、安定感のある守備で存在感を見せました。

代表での国際経験も豊富な山田選手。前回のWBCではキューバ戦で2本のホームランを放つ活躍。
19年のプレミア12では韓国との決勝戦で逆転の3ランを打ち優勝に導きました。さらに東京オリンピックでもメキシコ戦でホームラン。チームトップの7打点で金メダルに貢献し、大会MVPに選ばれるなど、国際舞台で勝負強いバッティングを見せてきました。

五輪、WBC、プレミア12でホームランを打った唯一の日本人選手である山田選手は2大会連続のWBCへ向け「この度は代表選手に選出され大変光栄に思います。ありがとうございます。世界一だけを目指して集中して全力でプレーしたいと思います。応援よろしくお願いします」とコメント。

WBCでも山田選手の勝負強いバッティングに注目です。