「ここからがスタートライン」山縣亮太 ケガからの復活 両親見守るなか地元・広島で1年7か月ぶり復帰戦
約1年7か月ぶりの復帰戦に臨んだ山縣亮太選手
◇第57回織田幹雄記念国際陸上競技大会(29日、エディオンスタジアム広島)
広島で開催された、陸上・織田記念の男子100m。9秒95の日本記録を持つ山縣亮太選手が、地元・広島で、約1年7か月ぶりのレースに臨みました。
パリ五輪を見据え、東京五輪後の2021年10月に古傷の右膝の手術に踏み切った山縣選手は、これが復帰戦。両親が見守る中、100m予選に出場しました。
予選から、ライバル・桐生祥秀選手と隣同士のレーンに。スタートから飛び出したのは桐生選手。山縣選手は後半伸びず、10秒48の5着で決勝進出を逃しました。
レース後、山縣選手は「レースにしばらく出ていないというのもあって50m以降の走りがバラバラになってしまった。レースから遠ざかっていた影響、レースでしか感じられないものもあるなと感じた」と振り返りました。
「実際のレースは思っていたより厳しい結果になったというのは正直あるが、ここから調子を上げていきたい」と話した山縣選手。
「よかった点をあげるのは難しいんですけど、スタートで浮いてしまったとか、最初の30mのスピードを上げていきたかったというのはあって、反省点はたくさん出てきているので、これを次につなげるしかないかな」と前を向きました。
桐生選手とのライバル対決については、「10年前から一緒にこうやってやらせてもらって、織田記念で復帰レース、隣のレーンで迎えられたのはすごく感慨深い。ここからがスタートライン」と語り、「試合で負けるのは悔しいので、また頑張りたい」と次を見据えました。
復帰レースを見守った、父・浩一さんは「結果は残念でしたが、でも走れたということに関しては、ちょっと安心しました」と安堵(あんど)の表情。
「こういうことが過去なかったわけではない。ずっとケガしていたりがあって10秒48で走れるというのは、ここから楽しみなんじゃないかな。色々な意味で計画通りに進んでいるのではないか。まずはレースをする感覚を取り戻さないと。半分安心、半分これから期待みたいな感じかな」と語りました。
広島で開催された、陸上・織田記念の男子100m。9秒95の日本記録を持つ山縣亮太選手が、地元・広島で、約1年7か月ぶりのレースに臨みました。
パリ五輪を見据え、東京五輪後の2021年10月に古傷の右膝の手術に踏み切った山縣選手は、これが復帰戦。両親が見守る中、100m予選に出場しました。
予選から、ライバル・桐生祥秀選手と隣同士のレーンに。スタートから飛び出したのは桐生選手。山縣選手は後半伸びず、10秒48の5着で決勝進出を逃しました。
レース後、山縣選手は「レースにしばらく出ていないというのもあって50m以降の走りがバラバラになってしまった。レースから遠ざかっていた影響、レースでしか感じられないものもあるなと感じた」と振り返りました。
「実際のレースは思っていたより厳しい結果になったというのは正直あるが、ここから調子を上げていきたい」と話した山縣選手。
「よかった点をあげるのは難しいんですけど、スタートで浮いてしまったとか、最初の30mのスピードを上げていきたかったというのはあって、反省点はたくさん出てきているので、これを次につなげるしかないかな」と前を向きました。
桐生選手とのライバル対決については、「10年前から一緒にこうやってやらせてもらって、織田記念で復帰レース、隣のレーンで迎えられたのはすごく感慨深い。ここからがスタートライン」と語り、「試合で負けるのは悔しいので、また頑張りたい」と次を見据えました。
復帰レースを見守った、父・浩一さんは「結果は残念でしたが、でも走れたということに関しては、ちょっと安心しました」と安堵(あんど)の表情。
「こういうことが過去なかったわけではない。ずっとケガしていたりがあって10秒48で走れるというのは、ここから楽しみなんじゃないかな。色々な意味で計画通りに進んでいるのではないか。まずはレースをする感覚を取り戻さないと。半分安心、半分これから期待みたいな感じかな」と語りました。