山縣亮太 ケガからの復活「帰ってきたなという感じ」 桐生祥秀との“メモリアルな対決”へ
29日の復帰戦に挑む山縣亮太選手
◇第57回織田幹雄記念国際陸上競技大会 前日会見(28日、エディオンスタジアム広島)
29日に開催される織田記念陸上の前日会見が行われ、約1年7か月ぶりの復帰戦に挑む、山縣亮太選手が意気込みを語りました。
パリ五輪を見据え、東京五輪後の2021年10月に古傷の右膝の手術に踏み切り、レースから遠ざかっていた山縣選手。
手術からの道のりについて、「本当に長く感じた。スピードを上げた練習ができなくて、もどかしさがあった。やっとここにきてスピードを出して走る練習ができる喜びをかみしめながら日々練習ができている」と振り返りました。
約1年7か月ぶりとなる実戦は、地元・広島でのレース。直前の心境について問われると、「ワクワクした気持ちもあるし、今自分が試していることを、力を出し切れるだろうかとか、うまくレースが運べるかという、走れていた頃に感じていた不安が今日もある。帰ってきたなという感じ」とコメント。
広島に住む両親からは、「大丈夫なのか?調子はいいのか?脚は大丈夫なのか?」などと心配されたと苦笑し、「元気な姿を広島の人に見せたい」と意気込みました。
また、今大会で注目されるのが、長年ライバルとして切磋琢磨してきた桐生祥秀選手との対決。桐生選手も去年6月に休養を発表しており、これが国内での100m復帰戦。2人が同じ大会で走るのは、約1年10か月ぶりです。
山縣選手は、「織田記念の対戦といえば2013年のレースが出てくるんですけど」と、桐生選手が高校3年時に10秒01をマークし脚光を浴びた10年前の対決を例にあげ、「いろんなレースを一緒に走ってきて、『9秒台を先に出す』とやってきて、そういう中でお互い休養して、一緒にレースできるという復帰戦を織田記念でできるのは感慨深い」とコメント。
2013年の織田記念での対戦からのこの10年間を「メモリアル」と表現し、「彼にできるなら僕にできる突破口があるはずだという気持ちを持ちながら日々練習、1本を追い込めたり、粘り強く技術について考えてみたりして自分の記録を伸ばしてこれた。たくさん刺激を与えてくれて、伸ばしてくれた存在」と語りました。
ケガを乗り越え、今シーズン初戦を迎える山縣選手。まずは、6月に開催される日本選手権の資格記録である10秒39を狙います。
29日に開催される織田記念陸上の前日会見が行われ、約1年7か月ぶりの復帰戦に挑む、山縣亮太選手が意気込みを語りました。
パリ五輪を見据え、東京五輪後の2021年10月に古傷の右膝の手術に踏み切り、レースから遠ざかっていた山縣選手。
手術からの道のりについて、「本当に長く感じた。スピードを上げた練習ができなくて、もどかしさがあった。やっとここにきてスピードを出して走る練習ができる喜びをかみしめながら日々練習ができている」と振り返りました。
約1年7か月ぶりとなる実戦は、地元・広島でのレース。直前の心境について問われると、「ワクワクした気持ちもあるし、今自分が試していることを、力を出し切れるだろうかとか、うまくレースが運べるかという、走れていた頃に感じていた不安が今日もある。帰ってきたなという感じ」とコメント。
広島に住む両親からは、「大丈夫なのか?調子はいいのか?脚は大丈夫なのか?」などと心配されたと苦笑し、「元気な姿を広島の人に見せたい」と意気込みました。
また、今大会で注目されるのが、長年ライバルとして切磋琢磨してきた桐生祥秀選手との対決。桐生選手も去年6月に休養を発表しており、これが国内での100m復帰戦。2人が同じ大会で走るのは、約1年10か月ぶりです。
山縣選手は、「織田記念の対戦といえば2013年のレースが出てくるんですけど」と、桐生選手が高校3年時に10秒01をマークし脚光を浴びた10年前の対決を例にあげ、「いろんなレースを一緒に走ってきて、『9秒台を先に出す』とやってきて、そういう中でお互い休養して、一緒にレースできるという復帰戦を織田記念でできるのは感慨深い」とコメント。
2013年の織田記念での対戦からのこの10年間を「メモリアル」と表現し、「彼にできるなら僕にできる突破口があるはずだという気持ちを持ちながら日々練習、1本を追い込めたり、粘り強く技術について考えてみたりして自分の記録を伸ばしてこれた。たくさん刺激を与えてくれて、伸ばしてくれた存在」と語りました。
ケガを乗り越え、今シーズン初戦を迎える山縣選手。まずは、6月に開催される日本選手権の資格記録である10秒39を狙います。