新社会人 陸上・デーデーブルーノ“人生初の名刺”は10秒19の記録入り「たくさん作り直してもらいたい」
セイコーホールディングスは16日、陸上のデーデーブルーノ選手、競泳の大橋悠依選手と契約を結び、陸上の山縣亮太選手らが所属する「TEAM SEIKO」に加入することを発表しました。
ナイジェリア人の父と日本人の母を持つデーデー選手。東京五輪では男子4×100mリレーの代表になりました。
デーデー選手は、4月から東海大学を卒業し、新社会人となります。SEIKO特製の名刺を手にし、「名刺を持つこと自体が初めてなので、素直にうれしいです。裏面に自分の記録(100mの10秒19)が書いてあるので、たくさん記録を更新して、たくさん作り直してもらえるようにしたい」と笑顔を見せます。
新社会人として「練習環境とかは変わらないと思うんですけど、学生の頃よりも競技面に使える時間が多いと思う。もっともっと自分のことに対してストイックになっていきたい」と意気込みを口にしました。
「タイムとしてはまだまだなので、これから記録更新をして、山縣さんとともにこれからの大会にたくさん挑んでいきたい」。チームメートとなったあこがれの存在、山縣選手の背中を追いかけます。