イチローさん マスク姿で“キャンプイン”
米メジャーリーグ、マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさん(47)が日本時間24日、アリゾナ州ピオリアで行われているキャンプに参加。マスク姿で打撃投手としてフリー打撃に登板しました。
マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさんが、アリゾナ州ピオリアで行われているキャンプに合流しました。
このキャンプでは、新型コロナウイルスの感染防止対策として、練習中もコーチやチームスタッフはマスクの着用を義務付けられており、イチローさんもマスク姿でトレーニングに臨みました。
マスクを着けての約2時間の練習に「息が上がりますね。倒れる人がいるんじゃないの」と、苦笑いを浮かべながら話しました。
イチローさんは昨季、メジャーリーグの新型コロナウイルス対策により、フィールドなどで選手に対して直接指導することができず、チームへ合流するのは約11か月ぶり。
グラウンドではチームメートから「イチ~!」と声を掛けられ、イチローさんも笑顔を見せました。
この日から野手が合流した全体練習では、「僕は変わりありませんよ。トレーニングをずっとやっていました」と、フリー打撃で投手を務め、コントロール良くボールを投げ込んだイチローさん。
外野の守備練習でも軽快な動きでボールを捕球し、現役時代と変わらぬ様子も「遠投はできていなかった。(肩を)元に戻すのが大変」と、語りました。
また、イチローさんは新たな“家族”が加わったことを公表しました。
その“家族”とは、ともに1歳になる柴犬で雌の「姫弓(ききゅう)」と雄の「天朗(てんろ)」。
現役引退後の2019年夏に息を引き取った愛犬「一弓」の遠縁にあたり「とても元気で、2人で一緒に遊んでいます」と明かしました。
※写真:日刊スポーツ/アフロ